リハビリについて

 

リハビリとは?

 

正しくは「リハビリテーション」

 

英語で"rehabilitation"

*re(再び、戻す)

*habiris(適した、ふさわしい)

*ation(状態)

 

つまり、「リハビリテーション」は単なる機能回復ではなく、

「その人らしく生きる権利の回復」

「自分らしく生きること」

を表す言葉です。

 

リハビリは、再びその人らしい生活が送れるようになるために行われる

援助活動です。

 

病気や怪我によって生じてしまった不自由(障害)に対して、元の生活が送れるよう、

また、障害を持ってもその人らしく生活できるよう支援することです。

 

リハビリの専門職は、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)です。

その他、医師、看護師、介護福祉士、社会福祉士、義肢装具士、管理栄養士、薬剤師など、

リハビリにはたくさんの職種が携わっています。

 

長年臨床をやっていて感じるのは、多職種連携が大切ということです。

一人では患者さんを十分にサポートすることは難しいですから。

 

患者さんが社会復帰できてくると携わる職種も徐々に減っていきます。

 

自分の役割が終わるまで、患者さんやご家族様に寄り添いたいですね。