易疲労性とは、身体的にも精神的にも疲労しやすい状態です。
本人に自覚がないことも多いです。
急性期ではよくみられる症状です。
回復期でもみられることがあります。
<易疲労性の症状>
・覚醒を保つことが難しい
・姿勢を保てない
・ぼーっとしやすい
・あくびがよく出る
・反応が鈍い
・動きがゆっくり
<周囲の対応>
・使入れていることに気づいてあげて、優しく声をかける。
・眠ってしまったら、肩に手を置くなどして気づかせてあげる。
・長い時間何かを行うときは、こまめに休憩をとるよう促してあげる。
・ゆっくりでも本人のペースに合わせてあげる。
<対応のポイント>
・患者さんが疲れやすいのは、あくまで病気の症状の一つだと理解してあげてください。
・すぐ疲れてしまうことを叱ったりしないでくださいね。
・「頑張ってね」の声掛けも優しくお願いします。(プレッシャーをかけないで)
・あまり頑張られすぎないことが大切です。
<患者さんへのアドバイス>
・眠い時はストレッチをするなどして、目を覚ましましょう。
・気分転換のために場所を変えてみましょう。
・外の空気を吸いに行ってみましょう。
・疲れたら休みましょう。
・できそうな日課を持ち、それをできるだけ続けてみましょう。