言語障害 音声障害について

音声障害とは発声が困難であったり、声の質、強さ、高さ、持続、それらをコントロールする柔軟性が、

正常範囲から逸脱している状態や、本人のニーズを満たさない状態です。

簡単に言うと、声が出しづらかったり、思うような声が出せない状態。

 

<音声障害の種類>

音声障害は大きく3つに分類されます。

①声帯病変によるもの

 →声帯ポリープ、声帯結節、喉頭癌、喉頭外傷などによるもの

②声帯の運動障害によるもの

 →喉頭麻痺、気管切開など

③声帯に病変を認めないもの

 →心因性、痙攣性、変性障害、ホルモンによるもの、加齢に伴うものなど

 

<対応のポイント>

・原因や発症からの時期によって対処が異なるため、対応については医師か言語聴覚士にお尋ねください。

・無理に声を出させないでくださいね。

・聴き取れないほど重度の音声障害の場合は、50音表を指さしてもらったり、文字を書いてもらって

 コミュニケーションをとってください。