記憶について その①

今回は「記憶」について説明していきたいと思います。

記憶にはいろんな種類があるんですよ！

記憶について一緒に学んでいきましょう♪

 

＜記憶の種類＞

心理学的分類

・感覚記憶　・短期記憶　・長期記憶　

の3つに分類されます。

 

＊長期記憶はさらに以下のような種類があります。

長期記憶の種類

・陳述記憶（エピソード記憶、意味記憶）

・非陳述記憶（手続き記憶、プライミング、古典的条件付け、非連合学習）

 

＜感覚記憶＞

・最も保持期間が短い記憶。

・各感覚器官に特有に存在し、瞬間的に保持され意識されない。

・入力された刺激情報はまず感覚記憶として保持される。その中で注意を向けられた情報だけが短期記憶として保持される。

 

＜短期記憶＞

・保持期間が数十秒程度の記憶。

・一度に保持される情報の量に限界があることが特徴。

・作業記憶は短期記憶に含まれる。

＊作業記憶（ワーキングメモリー）

　作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力。この機能は会話、読み書き、計算など日常のあらゆる判断や行動に関わっている。

 

＜長期記憶＞

・短期記憶に含まれる情報の多くは忘却され、その一部が長期記憶として保持される。

・長期記憶は保持時間が長く、数分から一生にわたって保持される。

・長期記憶には、陳述記憶（エピソード記憶、意味記憶）と非陳述記憶（手続き記憶、プライミング、古典的条件付け、非連合学習）がある。

 

＜長期記憶の種類＞

＊陳述記憶

イメージや言葉として意識上に内容を想起し、その内容を言葉で説明できる記憶。エピソード記憶と意味記憶に分類される。

＊非陳述記憶

意識上に内容を想起できない記憶で、言葉などを介してその内容を説明できない記憶。手続き記憶、プライミング、古典的条件付け、非連合学習がある。

 

次回は、長期記憶の陳述記憶と非陳述記憶の種類について説明していきたいと思います♪