失語症のお話

今回は、久しぶりに失語症についてお話していきたいと思います。

以前は失語症全体の説明が主でしたが、今回は失語症のタイプなどについて、数回に分けて説明していけたらと思っています。

では、一緒に失語症について学んでいきましょう♪

 

<失語症とは>

失語症とは、脳にある言葉に関する働きを司る言語中枢が損傷を受けたために、言葉を使う機能が上手く働くなる状態です。

脳梗塞や脳出血、クモ膜下出血、脳外傷、脳腫瘍などの脳の疾患で起こります。

失語症は高次脳機能障害の一種です。

失語症は、「言葉を聞いて理解する」、「読んで理解する」、「話す」、「書く」のすべてに障害が及びます。

(程度は人によって様々です)

 

<失語症のタイプ>

失語症のタイプは大きく分けて、非流暢タイプと流暢タイプに分けられます。

非流暢タイプの失語症でよくみられるのがブローカ失語です。

流暢タイプの失語症でよくみられるのがウェルニッケ失語です。

最重度の失語症は全失語と言います。

 

次回は、「ブローカ失語」について説明していきたいと思います。

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