今回は生活期のリハビリで大切なことの中で、「コミュニケーション」についてお話していきたいと思います。
どのようなコミュニケーションを取っていったらよいのかを、分かりやすく説明していきます♪
<機能的なコミュニケーション>
コミュニケーションとは、複数の人間が、お互いに言葉・表情・ジェスチャーなどを媒体として、感情・意思・情報などを伝え合い、受け取りあうことです。
一方的であったり、独りよがりであっては、機能的なコミュニケーションとは言えません。
「伝え合う」、「受け取りあう」という相互関係が大切です!
<コミュニケーション訓練の重要性>
生活期のコミュニケーション訓練では、一定の発語や発話ができることだけではなく、いかに相互にコミュニケーションが取り合えるかが重要になってきます。
相手の気持ち・考えを理解し、そのうえで自分の気持ち・考えを表現する、その場に適した態度・言葉を選択できる、的確に相手に伝えることができる、などを身に付けていくことが大切です。
<コミュニケーション訓練は高次脳機能全体の訓練>
機能的なコミュニケーションを成立させるにはいろいろな機能の働きが大切です。
言語機能はもちろんのこと、見当識、認知機能、自発性、会話を続けられる耐久性、注意力、記憶力、遂行機能…など様々な高次脳機能を駆使しなければ機能的なコミュニケーションは行えません。
高次脳機能の面からも、コミュニケーション訓練は非常に大切です。
<会話を楽しみながら良くなっていきましょう♪>
会話をたくさん行うことで、言語機能・認知機能・高次脳機能の向上、また、応用力の獲得が期待できます。
何より会話を楽しむこと♪そして、機能的なコミュニケーションがとれるようになっていくことが大切です。
そのためには、会話をする機会を多く持つこと、会話できる相手を増やすことが大切です。
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