失語症の症状のお話 その④ 「書く」ことの障害について

今回は、失語症の症状の「書く」ことの障害について、分かりやすくお話ししていきたいと思います。

失語症になると字を書くことも大変になるんです。

失語症の方について、皆さまにご理解を深めていただけたらと思います。

 

<失語症の「書く」ことの障害とは>

失語症の「書く」ことの障害では、文字を書こうとしても文字が浮かばない、誤った文字を書いてしまうなどがみられます。

漢字より仮名の方が困難になる人が多いです。

重症の場合は全く文字が書けなくなることがあります。

軽度の場合は、文章を書くことはできますが、難しい漢字が浮かばなかったり、濁点が抜けたり、助詞を誤るなどがみられます。

 

<「書く」ことの障害でよくみられる症状>

・文字を書こうとしても浮かばない

・書き誤りがある

・漢字より仮名が浮かびにくく、誤りやすい傾向がある

・助詞を誤る、助詞が抜ける

・文を書こうとしても文にならない

 

失語症でお困りの方は、ぜひ、ことリハにご相談ください♡