前回は、唾液が減ると起こる悪影響についてお伝えしましたが、唾液は増やすことができるんですよ!
今回は、普段の生活の中で唾液を増やす方法についてお話していきたいと思います。
<唾液を増やす方法>
①よく噛んで食べましょう
ひと口20~30回、ゆっくりの噛むのを目標にして、よく噛んで食べましょう。
硬めの食材を多めに食べるようにするとさらに良いですよ。
背筋を伸ばして顎を引いて飲み込むと、喉の筋肉が鍛えられ嚥下障害予防にもなります。
また、良く噛むと脳の刺激になって認知症予防も期待できます。
②笑顔を意識しましょう
唾液を増やすには、口をよく動かし、口周りの筋肉を鍛えることが大切です。
口角を上げて笑顔になると、口周りの筋力アップになります。
また、友人や家族と会話を楽しんだり、息抜きしたりして、ストレスを解消することも唾液を増やすのに効果的です。
鏡の前で笑顔を作るだけでも効果があります。
③歌を歌いましょう
歌うことは口の運動と気分転換が一緒にできて、唾液を増やすのに良い方法のひとつです。
リラックスして楽しむことで、唾液の分泌も高まります。
また、歌うことは発声機能の維持にもなり、嚥下機能の維持にも良いんですよ♪
大きな口を開けて腹式呼吸を意識して歌いましょう!
④口の体操
頬を膨らませたり、へこませたり、口を「い」⇔「う」の形で繰り返し動かしたり、舌の先で唇の周りをなぞるように触ってみたり(右回り・左回りどちらも)などして、口の体操をしましょう。
口の体操をすると、唾液の分泌が増えますよ!
1日3回を目安にチャレンジし、唾液腺を刺激しましょう。
⑤口の中のマッサージ
歯磨きの時に、歯ブラシ、または指で歯茎や舌などを優しくマッサージして刺激を与えると、血行が良くなります。
歯磨きの時に、毎回行うことで唾液の分泌を増やすことができますよ。
顔などをマッサージする「唾液腺マッサージ」については、次回の投稿で詳しくご説明しますね!
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