失語症の症状のお話 喚語困難について

今回は、失語症の症状の「喚語困難」についてお話していきたいと思います。

喚語困難は、失語症の方に必ずと言っていいほどみられる症状です。

喚語困難について、分かりやすく説明していきますね。

 

<喚語困難とは>

何かを伝えたいのに、それが言葉になって出てこない状態を喚語困難と言います。

失語症で最も目立つ代表的な症状です。

喚語困難は、どの種類の失語症でもみられます。

会話の中で言いたい言葉が出てこない、提示された物の名前を言えない、物事を説明することができない、などの症状がみられます。

 

<喚語困難がみられる方と話すときのポイント>

・言葉が出てこないときは、ゆっくり待ってあげましょう。

・言いたい言葉が推測できるときは「もしかして、〇〇って言いたいのかな」と助け舟を出してあげましょう。

・選択肢を出してあげるのも良いですよ。(「〇〇かな?それとも△△かな?」)

 

失語症でお困りの方やご家族様、リハビリを受けた方は、ぜひ、ことリハにご相談下さい♡