今回は、注意障害に対する取り組みにお話していきたいと思います。
注意障害の当事者の方、ご家族の方、注意障害の方に関わる皆さまの参考になれば幸いです。
<注意には大きく分けて4つの機能があります>
注意障害というのは、注意が低下した状態ですが、一口に「注意」といっても注意にも様々な機能があります。
注意の機能は大きく分けて、注意の持続、選択性の注意、注意の転換、注意の配分があります。
<まずは「注意の持続」 の改善が大事!>
注意機能の中でもベースとなるのは「注意の持続」です。
注意の持続は簡単に言うと「集中力」です。
注意障害がある方は、まずは、一つのことに集中できる集中力を身に付けましょう。
<次は「選択性の注意」の改善を!>
注意の持続ができるようになってきたら、今度は「選択性の注意」の改善に取り組みましょう!
選択性の注意は、たくさんの刺激の中から自分に必要なものを選び出していく注意力のことです。
<更に「注意の転換」「注意の配分」ができるように!>
選択性の注意が良くなってきたら、注意の転換、注意の配分を良くしていきましょう。
注意の転換は、注意を必要に応じて切り替える力、注意の配分は、注意を多方向に同時に向ける力です。
注意障害のリハビリは、工夫すれば家庭でも行うことができますよ♪
どういう風に取り組んでいったらいいか分からないなど、お悩みの方は、ぜひ、ことリハにご相談下さい☺
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