心因性失声症ってどんな状態なの⁈

今回は、「心因性失声症」についてお話したいと思います。

急に声が出なくなった時は、「心因性失声症」の可能性があります。

心因性失声症について、分かりやすくご説明しますね!

 

<心因性失声症とは>

心因性失声症は、心理的な原因によって声が出なくなる症状のことです。

喉や声帯などの発声に関係する部分を調べても何も異常が認められません。

心因性失声症は女性に多くみられ、思春期から30歳前後に起こりやすいと言われています。子供に起こることもあります。

 

<心因性失声症の原因はストレス>

心因性失声症が起こる仕組みははっきりとは分かっていませんが、ストレスによって起こると言われています。

精神的にショックな出来事があった時に突然発症する人もいれば、ストレスがあるという自覚がないままストレスが積み重なって発症する人もいます。

 

<声が出なくなったらすぐに受診を>

耳鼻科で検査してもらい、喉や声帯に異常がないと分かった時点で、精神科や心療内科、音声専門外来に相談に行くと良いでしょう。

心因性失声症を改善するためには、カウンセリングや発声練習などを行って様子を見ていくことが大切です。