今回は、「軽度認知障害」について、お送りしたいと思います。
軽度認知障害は、認知症の手前の段階です。
放置すると認知症に移行してしまいますので、早めに気づいて対応することが大切です。
<軽度認知障害とは>
軽度認知障害は、認知症の一歩手前の状態で、MCI(Mild Cognitive Impairment)とも呼ばれ、認知症の一歩手前の段階です。
認知機能の低下がみられるものの、現状では認知症とされるほどではなく、日常生活には困難をきたしていない状態です。正常な状態と認知症の中間といえます。
軽度認知障害を放置すると症状が進み、認知症へと移行する可能性が高くなります。
<こんな症状がみられます>
・記憶の低下
・注意力や集中力の低下
・やる気が出ない
・計画を立てて実行することができない など
*いずれも認知症に比べると症状は軽度で、本人も周囲の人も軽度認知障害と気づかないことが多いです。
<気になったら受診を!>
軽度認知障害は判別が難しいものです。早期発見・早期対応のためには、ご本人の状態を普段からよく観察し、変化に気づくことが大切です。
気がかりな症状が出はじめたら、それを記録に残して経過観察しましょう。観察記録は医療機関を受診する際にも非常に有用な情報となります。
<早めの取り組みを!>
軽度認知障害と診断されたら、放置せず、認知症に移行しないようにできるだけ早く取り組むことが大切です!
ことリハでは、認知症予防に関するご相談も受け付けております。お困りの方は、ぜひ、ご相談下さい♡
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