今回は「失調性構音障害」について、お話していきたいと思います。
構音障害には、口や舌の麻痺による構音障害以外にも、いくつか構音障害の種類があります。
「失調性構音障害」も比較的よくみられる構音障害なので、分かりやすくご説明しますね!
<失調性構音障害とは>
失調性構音障害は、脳卒中で小脳を損傷したり、脊髄小脳変性症などの小脳の病気によって起こる構音障害です。
小脳は運動の調節を行っているので、小脳が損傷されると、身体だけでなく発声や発語に関わる器官にも運動調節障害が起こり、発話が不明瞭になってしまいます。
<失調性構音障害の特徴>
・呼吸のコントロールが難しいため、話し始めの声が大きくなってしまう
・発話が急に速まったり、発話が途切れ途切れになってしまう
・発話のリズムが乱れてしまう
・声の大きさが一定に保てない など
構音障害でお困りの方は、ぜひ、ことリハにご相談下さい♡
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