今回は、アロマテラピーと認知症予防について、お話していきたいと思います。
前回、アロマは脳に良い作用をもたらすことをご紹介いたしましたが、実は認知症予防にも効果があるという研究結果があるんです。
分かりやすくご紹介していきますね。
<アロマテラピーは認知症予防に有効>
鳥取大学医学部の浦上克哉教授の研究によると、複数のMCI(軽度認知障害・認知症の一歩手前の段階)の患者さんに3年に渡ってアロマテラピーを続けてもらったところ、認知症に移行しなかった人や、正常レベルに戻ってそれを維持できた人がいたそうです。
<ローズマリーはワーキングメモリーに効果あり>
英国ノーザンブリア大学のマーク・モス博士らは、ローズマリーがワーキングメモリー(作業記憶)機能を向上させるという研究結果を発表しました。(ワーキングメモリーは情報を一時的に意識に留めつつ行動するための機能です)
<アロマテラピーは認知症進行防止にも>
認知症の方の中には、時間の感覚が鈍くなり昼夜逆転など生活のリズムが崩れている人も多いですよね。
昼間に脳活性効果、夜に鎮静効果があるアロマテラピーを行うことによって生活リズムの改善にも繋がるそうです。
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