今回は、脳と油の関係について、お送りします。
料理に欠かせない油ですが、脳に良い油と、摂り過ぎると脳に良くない油があるんですよ。
具体的に、分かりやすくお話していきますね!
(それにしても、油の値段が高くなりましたね~💦)
<リノール酸に注意!>
動物性脂肪に比べると植物油は体にいいと思っていらっしゃる方も多いと思いますが、植物油を選ぶ際、リノール酸を多く含んでいる物を多用していないか注意が必要です。
血中のリノール酸値が高いと、動脈硬化になるリスクが高くなるからです。
動脈硬化は脳梗塞や脳出血を引き起こす原因になります。
<リノール酸はオメガ6系に多い>
植物油の中でもリノール酸を多く含んでいるのは、オメガ6系のものです。
具体的には、米油、ごま油、大豆油、コーン油、ひまわり油です。
ひまわり油に至っては、70%がリノール酸です!
<体に良いのはオメガ3系と9系>
オメガ3系やオメガ9系の植物油は、リノール酸の含有量が少なく、体にも嬉しい効果があります。
オメガ3系に多く含まれているαリノレン酸は、体内に入ると脳を構成するDHAやEPAに変化します。オメガ3系の植物油は、エゴマ油や亜麻仁油です。
オメガ9系に多く含まれているオレイン酸は、抗酸化力が強く認知症予防にも効果があると言われています。オメガ9系の植物油は菜種油(キャノーラ油)やオリーブ油です。
<オメガ6系もバランス良く摂りましょう!>
注意しなければならないのは、オメガ6系とオメガ3系はどちらも必須脂肪酸であるということです。
オメガ6系が不足すると抜け毛が増えるといった悪影響もあります。
あくまで大切なのはバランスです!
オメガ3系と6系の理想的な摂取比率は1対4とされています。
植物油も色々なものをバランス良く摂ることが大切ですね!
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