歳をとるだけでも嚥下障害に なるの?

今回は、加齢と嚥下障害について、お送りしたいと思います。

歳をとってもできるだけ嚥下障害にならずに、元気に過ごしたいですね!

そのためには何に気をつけたらよいのか、分かりやすくお話していきますね。

 

<歳をとったら、みんながなるわけではありません>

若い時に比べ、高齢になると嚥下障害になるリスクは上がりますが、すべての人が嚥下障害になるわけではありません。

体をよく動かし体力が保てている方、むせる力が衰えていない方、声をよく出している方などは嚥下障害になりにくい傾向があります。

 

<脳梗塞や脳出血など脳卒中に注意!>

嚥下障害がなく元気に過ごしていた高齢者の方でも、脳出血や脳梗塞などの脳卒中の後遺症で嚥下障害を発症することがあります。

高血圧、糖尿病、脂質異常症などをお持ちの方は、普段からそれらの病気に気を付けて生活し、できるだけ脳卒中にならないようにすることが大切です。

 

<長期療養に注意!>

高齢者は、骨折などの整形疾患や内科的疾患で長期療養することで、嚥下障害を発症することがあります。

体力低下や筋力の低下などの身体機能の低下が、嚥下障害を招くのです。

できるだけ骨折や病気に気をつけながら、長期療養と無縁の生活を送ることが大切です。

 

高齢になっても嚥下障害にならない為には、普段の生活が大切ですね!