今回も前回に引き続き、嚥下障害に対する対応についてQ&Aでお送りします。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
Q1. 嚥下障害と診断されたら食べちゃダメなの⁈
A1. 必ずしも食べられないわけではありません
→嚥下障害といっても重症度や嚥下障害のタイプは様々なので、嚥下障害と診断されたからと言って食事ができなくなるとは限りません。適切な対応やリハビリを行うことによって食事を続けることができる場合も多くあります。
嚥下障害が重度の場合は、一旦食事を中止し、誤嚥性肺炎の治療や、安全に食べるために必要な機能を回復させるリハビリを行います。
Q2. 嚥下障害に対する手術ってあるの⁈
A2. 嚥下障害に対して手術を行う場合もあります
→嚥下障害の原因が喉の腫瘍などの通過障害であれば、手術で治る場合があります。手術は耳鼻咽喉科、口腔外科などで行います。
脳卒中などの神経や筋肉の動きの障害に対しても手術が行われる場合があります。
手術には気管切開や喉頭摘出を伴う場合もあり、嚥下障害は改善しても声が出せなくなることもあります。
嚥下障害予防に取り組みたい方は、ぜひ「ことリハ」にご相談下さい。
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