今回は、認知症と糖尿病の関係について、お送りしたいと思います。
糖尿病予防に努めたり、糖尿病の適切な治療を受けることは、認知症予防に繋がりますよ!
皆さまの参考になれば幸いです。
<アルツハイマー型認知症は糖尿病で2倍に>
九州大学医学部のグループが福岡県糟屋郡久山町で1988年から60歳以上の男女1017人を対象に行った15年間の追跡調査によると、糖尿病とその予備軍の人たちは、糖尿病がない人たちに比べて、アルツハイマー型認知症を発症するリスクが2倍だったそうです。
また、糖尿病の人は動脈硬化が進みやすく、脳梗塞のリスクが高くなるため、脳血管性認知症の発症リスクも高くなります。
<糖尿病の予防や治療が認知症予防になる>
日本人の認知症の約70%がアルツハイマー型で、約20%が脳血管性認知症ですから、糖尿病には90%の認知症に繋がるリスクがあるということになります。
糖尿病にならないよう予防することや、すでになっている人は糖尿病の治療や管理を徹底することが、認知症予防に繋がります。
認知症にならないために、糖尿病の予防や治療・管理に努めましょう!
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