今回は、失語症の方に対する心理的サポートについてお送りします。
失語症の方にどんなサポートが必要か知っていただき、皆さまにサポートしていただけますと幸いです。
<言葉が出にくい方への心理的サポート>
全失語や重度のブローカ失語の方は、言葉を発することが難しく、相手に何かを伝えることが非常に困難です。
落ち込みやコミュニケーションに対する諦めがみられる方や、心を閉ざしがちで鬱傾向がみられる方もいらっしゃいます。
周囲の人は、コミュニケーションを諦めず、積極的に関わってあげることが大切です。
<誤った発話が多い方への心理的サポート>
重度のウェルニッケ失語の方は、誤った発話が多く、しかも本人はその誤りに気付いていないことが多いのが特徴です。
また、相手の発話を正しく理解できていないことも多く、話が噛み合わないことも。
そのため、認知症や精神疾患と間違われてしまうことも多いので、身近な人は、ウェルニッケ失語について周囲に説明してあげることが大切です。
<失語症が軽度の方もサポートが必要>
失語症が軽度の方は、日常会話は比較的スムーズに行えるため、サポートはいらないように感じるかもしれませんが、そんなことはありません。
失語症が軽度であっても、言語面で病前のようにはスムーズにいかない部分があり、不安やストレスを抱えている方も多いので、周囲の方が気にかけてあげること、声をかけてあげることが大切です。
周囲の方々のご理解やサポートで失語症をお持ちの方も生活しやすくなります♡
失語症のリハビリをご希望の方は、ご連絡下さいね!
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