今回は、失語症の方の文字の理解についてお送りします。
失語症になると文字を読んで理解することにも障害が起こります。
失語症の方には何が理解しやすいのかを分かりやすくご説明しますね。
<意味が理解しやすいのは漢字>
漢字は表意文字と言って文字自体で意味を表現しているため、失語症の方にとっては、仮名よりも意味が理解しやすいことが多いです。
しかし、病前から仮名での方がなじみがある文字(例えば「みかん」)の場合は、仮名の方が理解しやすいことがあります。
<音読するときは仮名の方が読みやすいことも>
仮名は表音文字と言って音を表す文字なので、声に出して読むときは仮名の方が読みやすいという方もいらっしゃいます。
その方によって漢字と仮名のどちらが分かりやすいのかには差がありますので、どちらが理解しやすいのか、読みやすいのかを確認して接すると良いですよ。
失語症でお困りの方やリハビリに取り組みたい方は、ぜひ、ことリハにご相談下さいね。
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