今回は、睡眠ホルモンは脳を守る効果があるというお話をお送りします。
どんな睡眠ホルモンが脳を守る効果があるのか、分かりやすくお話していきたいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
<睡眠ホルモン「メラトニン」>
メラトニンは体内時計に働きかけることで覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり「睡眠ホルモン」と呼ばれています。
いくつかの研究でメラトニンに脳細胞の死滅を防ぐ効果があると示されました。
脳卒中やアルツハイマー病など脳細胞が破壊される病気の方には朗報ですね。
また、メラトニンには抗酸化作用があり、ニューロンの炎症を鎮め、脳の健康を保ちます。
<メラトニンには脳を守る効果あり>
ある研究では、メラトニンが外傷性脳損傷による脳の腫れを軽減する可能性があることが指摘されました。
また、メラトニンが脊椎損傷など中枢神経系の損傷に治療に役立つとする研究や、パーキンソン病患者の脳を守る働きを示す研究もあります。
メラトニンを摂取することで睡眠不足の影響を軽減する効果も指摘されています。
<メラトニンを多く含む食品>
・アーモンド
・くるみ
・オレンジ色のパプリカ
・ラズベリー
・トマト
・クコの実 など
メラトニンはサプリメントでも摂取できます。摂取するタイミングは寝る前が良いそうです。
積極的にメラトニンが多い食品を食べて、脳を元気に保ちたいですね!
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