今回は、嚥下障害予防にお勧めの「あご持ち上げ体操」についてお送りします。
嚥下障害予防は、早めに取り組むことが大切です。
皆様の参考になれば幸いです。
<嚥下力を維持するためには喉の筋力が大切>
前回もお伝えしましたが、嚥下を安全に行うためには、飲み込むときにしっかりと喉が上がることが大切です。
そのためには、「喉頭挙上筋群」の筋力を維持すること大切なんです。
「あご持ち上げ体操」は喉頭挙上筋群の筋トレに効果的です。
<「あご持ち上げ体操」のやり方>
①あごの下に両手の親指を当てます。
②頭はあごを引き、顔を下に向けて下方向へ力を入れていきます。
③手の方は親指に力を入れて、あごを持ち上げるように押し返していきます。
④頭と手が押し合っている状態を5秒キープし、5~10回繰り返します。頭と手が押し合っているときに、のど仏のあたりに力が入るようにすると効果的です。
「あご持ち上げ体操」も前回ご紹介した「嚥下おでこ体操」と同じく、継続して行うことで嚥下障害予防になります。
ぜひ、取り組んでみて下さいね!
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