失語症ってどんな状態なの⁈

今回は、失語症なるとどんな状況に置かれるのかについてお送りします。

失語症の方がどのような状態に置かれているのか、皆さまに知っていただけると幸いです。

 

<言葉のすべての側面に障害がみられます>

失語症になると、言葉を「聞いて理解する」、「話す」「読んで理解する」、「字を書く」のすべてに障害が起こります。(それぞれの障害の程度は人によって差があります)

 

<例えるならば、失語症は突然言葉が分からない国に連れて来られたような状態>

失語症の方が置かれている状態は、相手の言っている言葉が分からない、話したいけど話せない、文字も理解できない、文字を書きたいけど書けない…そんな状態です。

 

<失語症が軽度の人は少し言葉が分かる国に来ているような状態>

失語症が軽度の方は、日常会話は比較的スムーズに行えます。

しかし、長い文章や複雑な文章を聞いて理解したり、読んで理解するのが難しかったり、難しい内容や複雑な文章を説明したり、書いたりすることが困難なことが多いです。

軽度の失語症の方は、失語症と気づいてもらえない方もいます。

 

失語症などコミュニケーションでお困りの方は、ぜひ、ことリハにご相談下さい。